酒袋ダイアリー

その名の通り霜降り明星のファンが書いてるブログです。内容は自分の好きなこと。スポーツ・お笑い・音楽などが中心になるかと思います。

6/19 霜降り明星のANN0

感動。興奮。

こんな感情をラジオから得た経験はありますか?

僕はあります。

そんなよくわからない嘘みたいな話をします。出来れば読んでみてください。

 

ラジオを聞いて感動した。

そんな話、僕自身つい何日か前まではふーんと聞き流していたでしょう。しかし実際にそんなことが起こりました。

そのラジオ番組というのがタイトルにある霜降り明星オールナイトニッポン0でした。

元々ラジオやお笑いが好きな人からは人気のある番組ですが、その日の放送は特に注目されていました。

というのも放送日である6月19日の2日前に、飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を伸ばし続ける第7世代の筆頭、我らが霜降り明星のボケ担当せいやが一般女性相手にzoom越しに下半身を露出している様子を文春にすっぱ抜かれ、そこからせいや本人や霜降り明星としてのコメントは無いまま初めて公に姿を現す機会となっていたからです。

文春砲を食らったとはいえ、相手の女性の言い分には矛盾を感じるような部分も多く、世論もどちらかと言えばせいやを擁護する声の方が多いような感を受ける状況で、霜降り明星が所属する吉本興業も文春を訴える姿勢をみせているという少し異様な状況。

とはいえ経緯はどうあれ一般女性に下半身を見せている姿が世に晒されてしまった為18日朝に予定されていたおはスタへの出演は見送られ、ラジオでどんな言葉を発するのかに注目が集まっていました。

もちろん僕もファンとしてとても注目していて、普段はタイムフリーで聞いてる僕もついついラジオが始まる3時まで待ってしまいました。僕の予想としては軽く謝罪をして普段通りに進めるか、むしろリスナーと粗品が一体となってガッツリといじっていくのかという感じになるのかなーというところでした。

 

そしていざ始まったオールナイトニッポン

番組の内容はおそらくいろんなネットニュースで見ている方も多いでしょうしあまり詳細は語りませんが、僕がいちファンとしてどんな気持ちでラジオを聞いていたのかを知ってもらいたいなと思っています。

まず始まっていきなりいい意味で予想を裏切ってくれた二人。「時刻は午前3時となりました。三四郎のお二人お疲れ様でした。霜降り明星粗品です。せいやです。」というおなじみの挨拶をすっ飛ばして、粗品の「ぷんぷんぷんぷーんちゃうねん」から始まるという異例の展開。正直ファンとしてはめちゃくちゃ安心しました。あ、こいつらやっぱり大丈夫やなと。

ただそこから10分、15分は正直笑うというよりはひたすらいつも以上のハイペースでぼけ続けるせいやに心配しながら聞いていました。ちょっと無理してるのかなとか、落ち込んでるのを隠すためなのかな、とか思いながらも聞いていると20分ほどしたところで最初のCMです。

とりあえず最初の20分をノンストップで走り続けた二人に芸人魂を感じながら、みんなはどんな反応なのかなーとTwitterを開いた僕。唖然とします。

普段はラジオの時は二人とも私服で粗品の髪は爆発しているのが恒例。ところがTwitterでファンの方が載せているスクショに写る二人は大事な時しか着ないはずのおなじみの黄色ネクタイのスーツに身を包み、粗品の髪はしっかりとジェルで固められています。

言葉で謝罪なんてしなくても、粗品からの公開説教なんて無くても、ファンである僕にはもうこの姿を見ただけで十分過ぎました。

それまではラジコで聞いていた僕がそこからは慌ててミックスチャットをダウンロードして映像つきでみたのは当然の流れ。Twitterでも同じことを言ってる人を何人も見かけほっこりしました。笑

そして次に沸き起こるリスナーとしての疑問。

ん?このまま2時間ぶっちぎるつもりなんかな??

正直3、40分経ったぐらいまではどこかでこの流れは切って、どこかからは通常営業に戻るのかなーって思ってました。というかそうじゃないと二人とも喉がバグって2時間も持つわけがない。そう思っていました。

ところがペースダウンの予兆すらも一切見せずについに1時間が経ちました。

ここでようやくファンとして察するというか、決心がつくというか。なるほど、こいつらこれをやりきるつもりやなと。2時間このアホなこと言ってるだけの二人についていけばいいねんなと。

そこからの一時間はもう面白すぎて笑いすぎてお腹も痛いしあごとかほっぺたも痛いし、けど二人が頼もしすぎて泣けてもくるし、なんかもういろんな感情ぐっちゃぐちゃでわけわからんまま気付けば終わってた。そんな放送でした。

ミックスチャンネルでは放送後のアフタートークも見ることが出来て、当然2時間フルのテンションで喋り続けた二人は声も枯れ気味で疲れた様子が伺えましたが、そんな二人を労う僕もラジオを聞いていただけのはずなのに、笑いすぎて、興奮しすぎてクタクタになってて、そんなわけわからん状況が面白くてまた笑えてきて。

本当に幸せな時間でした。

大御所と呼ばれる芸人さんには大体語り継がれるような場面、あの番組のあの回が、あの年のあの舞台が、というようなものがあると思いますが、この放送が二人にとってのその一つになったことは間違いないと思いますし、改めて今後のお笑い界を引っ張っていく存在なのだと放送が終了した瞬間に確信したのは僕だけではないはずです。

 

ラジオで感動してぐちゃぐちゃに泣いた。

そんなとんちんかんな話。少しは理解してもらえたでしょうか。

 

まだこの放送を聞いていない方に言っておきたいのですが、普段から二人をラジオやYouTubeで見ていない方からするとあの内容が全て面白いものではないかもしれません。それぐらい濃い、あの二人だけが作れる笑いを全力で2時間やり続けています。

だからみんながみんなにあれを聴いてほしいとは思いませんが、少なくともこのブログをここまで読んでくださったあなたにならオススメしたいです。是非聴いてみてください。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。